ニュースリリース

書籍「孫たちへの伝言~38度線を越えて~」(尾堂 昭雄著)を発行

●HORI PARTNERSは、「孫たちへの伝言~38度線を越えて~」(尾堂 昭雄著)を2023年10月10日に発行します。第二次世界大戦の終戦を機に38度線を越えて北朝鮮から日本に引き揚げてくるまでの苦難を綴ったドキュメンタリー。Amazonで先行予約受付中。他のネット書店でも準備中。

著者は、昭和6年9月1日、現在の鹿児島県日置市伊集院町郡(こおり)で生まれ、日本チッソに勤務していた父親の仕事(製鉄所)の関係で、幼少期から中学校(平壌第一中学校)までを北朝鮮で過ごした。

本書は、第二次世界大戦の終戦を機に38度線を越えて北朝鮮から日本に引き揚げてくるまでの苦難を綴ったドキュメンタリーである。実体験した本人でなければ書き記すことができない稀有の出来事と、生と死、権力者と国民にまつわる率直な思いが記されている。「戦争をするのは兵隊だけではない」「偉い奴ほど真っ先に逃げる」「戦争という運命の濁流」「子育てに国の違いはない」と説く。

ウクライナやロシアをはじめとして世界中で起きている戦争は、国民にとってどういう結果を招くのか。数十年前の出来事であっても、この書には学ぶべき多くの教訓が生々しく記されている。これからの世界を担う多くの若者たち、まだ見ぬ未来の子供たちに本書を読んでもらいたいという著者の思いが込められた1冊である。

※なお、この本を発行するきっかけとなったのは「甲南ガイド全国版2023」(2023年5月発行)に掲載したHORI PARTNERSの広告「自叙伝を出版してみませんか」でした。卒業生が経営している会社や飲食店などを掲載したガイドブック。著者の尾堂氏は、私の母校・鹿児島県立甲南高等学校の先輩(3期)で、熊本からのお問い合わせでした。この出会いに感謝します(*^^*)

【目次】
第一章 終戦の真実
・南北分断の悲劇
・帰国の準備
・ソ連兵の人となり
・占い
・身分と名字
・ソ連兵への恋

第二章 苦難の引き揚げ
・生きるために歩く
・国境越えと良心の呵責
・米軍とソ連軍の対比
・乗船、そして帰国へ
・最前線で戦うのは国民、という現実
・「絶対に生きる」という信念を

コラム 映画「風と共に去りぬ」と日本
参考文献
あとがき

【著者略歴】

尾堂 昭雄(おどう あきお)
昭和6年(1931年)鹿児島県生まれ。熊本市在住。父親の仕事の関係で幼少期から中学校までを北朝鮮で過ごし、昭和21年(1946年)帰国。昭和27年(1952年)鹿児島県立甲南高等学校を卒業し同年、陸上自衛隊に入隊。昭和59年(1984年)定年退職。その後、民間企業に勤務後、病妻介護のため昭和61年(1986年)に退職。令和元年(2019年)まで病妻の介護に専念。趣味は古武術(合気道術、手裏剣術)。著書に『「花かげ」の空に』(幻冬舎ルネッサンス、2007年)、『いちひき にうん さんちから』(熊日出版、2014年)がある。

【仕様】

四六判、108ページ

著者:尾堂 昭雄

発行者:堀 純一郎

発行元:HORI PARTNERS

販売:Amazonほか

【ご注文方法】

●Amazon

https://www.amazon.co.jp/dp/4909391010/

●楽天ブックスネットワーク

https://books.rakuten.co.jp/rb/17652652/

●ヨドバシドットコム

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(HORI PARTNERS代表 堀 純一郎)

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